一般公開シンポジウム 「フェミ科研と学問の自由」

同志社大学FGSSセンターによるシンポジウムのお知らせです。本裁判原告の伊田久美子、岡野八代、古久保さくらが登壇いたしますので、ご関心のある方はぜひご参加ください。

詳細およびお問い合わせは同志社大学FGSSセンターウェブサイトをご覧ください。


——以下、イベント情報——

このシンポジウムは「フェミ科研費」裁判によって提起された学問の自由や国家議員による研究への介入といった問題について、学術界からの応答を目的として企画されました。フェミニズムやジェンダー研究に対する揶揄、誹謗、中傷もこの裁判の争点のひとつであり、本センターのメンバーである岡野八代さんが原告のひとりとして名を連ねています。

日時:7月24日(日)午後13:30- 17:30
場所:同志社大学 良心館 RY 102教室
参加費無料・申込不要

プログラム:

13:00     開場
13:30     挨拶、趣旨説明
13:40-14:10 庵逧由香(立命館大学)「朝鮮研究・歴史研究と日本の政治介入」
14:20-14:50 清水晶子(東京大学)「学問の自由とキャンセル・カルチャー」
15:00-15:30 飯田祐子(名古屋大学)「誰が誰に語り、誰が誰を読むのか」
15:40-16:10 髙山佳奈子(京都大学)「法制度から見た名誉毀損と科研費」
16:30-17:00 コメント 伊田久美子、岡野八代(FGSSメンバー)、古久保さくら(原告団)
17:00-17:30 質疑応答

司会:菅野優香(FGSSメンバー)

連絡先: rc-fgss@mail.doshisha.ac.jp(同志社大学FGSSセンター)

京都地裁不当判決に抗し、大阪高裁に控訴しました

5月25日、京都地裁は私たちの訴えを全面棄却する判決を下しました。地裁自らが歴史修
正主義の立場に立っているような、しかもいずれの論点についても杉田議員側にことごと
く肩入れする、きわめて不当な判決でした。
この判決はとうてい受け入れられるものではなく、原告らは、大阪高裁に控訴しました。
これからは、原告らの科研研究に対する杉田議員の誹謗中傷についてと同時に、京都地裁
判決のおかしさ・司法の偏向と闘っていくことになります。
今後ともどうぞご注目、ご支援をよろしくお願いいたします。


京都地裁の判決文はこちら
原告による判決批判文はこちら
ご寄付についてはこちら
サポーターも募集中です。こちら

京都地裁による判決文及び原告による批判文を公開しました

2022年5月25日、「国会議員の科研費介入とフェミニズムバッシングを許さない裁判」の原告の請求がいずれも棄却されましたが、京都地裁による判決文の公開、及び原告による批判文を公開いたします。下記からご覧ください。
今回の不当判決に控訴を予定しており、判決の問題点については今後も批判文を掲載していく予定です。引き続きご支援とご注目をお願いいたします。

2022年5月25日京都地裁判決文
2022年5月25日京都地裁判決別表