(5/26)フェミ科研費裁判支援会オンライン企画「フェミ科研費裁判が問うてきたもの」ゲスト:清末愛砂さん

https://peatix.com/event/3574695/view

フェミ科研費裁判は2023年5月30日に大阪高裁での判決を迎えます。

2019年の提訴から約4年、フェミ科研費裁判は、政治、フェミニズムバッシング、国家と学問、歴史修正主義、様々なテーマを問いかけてきました。判決を前に、清末愛砂さん(室蘭工業大学大学院教授)を講師にお迎えし、今一度フェミ科研費裁判の意義を考えます。奮ってご参加ください!

フェミ科研裁判支援の会オンライン企画
「フェミ科研費裁判が問うてきたもの」 ゲスト:清末愛砂さん(室蘭工業大学大学院教授)
日時:2023年5月26日(金)19時〜20時30分
場所:オンライン@zoom
参加費:無料
お申し込み:Peatixサイトよりお申し込みください。
https://peatix.com/event/3574695/view

控訴審第2回期日及び支援者集会にお集まりいただきありがとうございました!

2023年2月2日、大阪高等裁判所にて控訴審第二回が行われました。今回もたくさんの支援者の皆さんが裁判の傍聴と、その後の支援者集会へ駆けつけてくださいました。また、いよいよ判決日が決まり、2023年5月30日となりました。引き続きのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

ドイツ・チュービンゲン大学のジェンダー研究者の方々から応援メッセージが届きました

ドイツのチュービンゲン大学のジェンダー研究者の方々(同志社大学と提携)が、本裁判に意義を感じてくださり、このたび応援メッセージを寄せていただきました。原告による科研費プロジェクトの重要性にも言及くださった、たいへん励みになるメッセージです。下記より日本語と英語で読むことができます。


私たちはテュービンゲン大学の研究者で、ジェンダーとダイバーシティ研究所(Center for Gender- and Diversity Research) のメンバーです。2021年から同志社大学フェミニスト・ジェンダー・セクシュアリティ研究センター(FGSS)の皆さんと定期的に学問的交流をしています。FGSSとの交流によって、学問的にとどまらず、ドイツと日本におけるフェミニストやジェンダーの視点からの研究の状況を比較することができ、非常にありがたく思っています。これは私たちにとって貴重な交流です。このため、京都地方裁判所での提訴に至った、学問や表現の自由が制限される強い懸念を共有しています。

私たちは「ジェンダー平等社会の実現に資する研究と運動の架橋とネットワーキング」科研研究プロジェクトで行われていた「慰安婦」問題の歴史や論争に関する研究を非常に重視しています。世界中の日本研究において、戦時中の強制的な性労働とそれに関する歴史修正主義は重要な研究課題であり、同プロジェクトで発表された論文等は研究への大きな貢献であると思います。

このほかにも、世界のあらゆる地域・時代における「戦時における女性に対する暴力」・「強制的な性労働」を調査研究することは様々な学科に、特に歴史学、政治学、ジェンダー研究に非常に反映を呼び、貴重な貢献となっていると私たちは考えています。女性に対する暴力、強制的な性労働は戦争においてだけではなく、後にその苦しみを否定することも、世界的な現象であり、厳密な研究が必要なのです。そのためにも、「ジェンダー平等社会の実現に資する研究と運動の架橋とネットワーキング」の研究および同研究に対する社会的認知を強く支援します。今後も交流・協力が続くことを楽しみにしております。

続きを読む →